TAOツボ押し整体は、揉み返しがおきづらい技術を使います。

あさひ快圧整体塾 塾長の三好です。

今回は、整体でのツボ押し技術は、

揉み返しが、おきづらい技術を使う

ということについてお話したいと思います。

施術において、ときに深く強く押す面というのが多々あります。お客様からは、刺激が強めだったから翌日、揉み返しが来るとかなと感じる方が多いのですが、全然揉み返しが来ないし、スッキリしてて意外だったと感想をいただくことがあります。

TAOツボ押し整体の技術は、ツボ押し中心の施術ですが、この押し方のポイントに特徴があります。

筋肉の繊維に対して、出来るだけ腕力を使わず、そして垂直に静かに圧をかけるという技術を使っています。

筋肉の繊維に対して横切る、またはグルグル回して揉むような施術が一番刺激を感じやすいのですが、この押し方だと極度の血行不良を起こしているようなところだと、軽い刺激でも揉み返しが起きることもあります。
または、体表近くを通る血管や神経なども同様、揉むような施術だと揉み返しなどの可能性が高まりますが、垂直に圧をかけると揉み返しの可能性がかなりと低くなります。
ツボに入ると響きがあり、受け手はビビビッと強く効く感じがありますが、不思議と揉み返しはおきづらいです。

ツボになるようなところは、神経や血管が体表近くにあるところに出やすいですが、整体初学者は、解剖学への理解も深くはないですし、たくさん覚えなくてはなりませんが、当整体の技術は、解剖学を覚えなくても、という言い方は乱暴にはなりますが、押してる部位がどのような器官であれ非常に揉み返しがおきづらいものとなっています。

揉むような技術は、刺激も強く揉みほぐされた感じは強くありお客様も好まれる方は多いかもしれません。ですが、ツボ押しの本態となるものはまさにツボへのアプローチです。ツボというのは、極度に血行不良になっているところで、陥没凹しているところです。

そういったところでは、だいたいの場面で、すごい強く押すことは少ないです。ですので、勢いをつけて押すことも力強く押すことも多くは、必要はありません。静かに圧するだけで良いです。

お客様も良くするのが目的ですので、悪くしてしまうのは本末転倒ですね。このように、当整体は安全性も高い面も合わせ持つものであります。講座では、これらの内容を体感してもらいつつ説明をしています。

今回もまた、お読みいただきましてありがとうございます!

※この記事は2022年5月18日に公開し、2022年10月17日に加筆・修正をして再投稿しました。