肩揉みのコツは『サンドイッチ理論』

いつもご覧いただきありがとうございます!あさひ快圧整体塾 三好です。
今回は、肩もみのコツについてお話ししたいと思います。
過去のブログの記事では、代表 大石も上げていますが、肩もみも奥が深いものでまた別な角度からお話ししたいと思います。
肩もみをする上では、まずは相手を労る(いたわる)気持ちがとても大事です。
どんな風に肩や首が凝り固まっていて辛いのかな?
押したり揉まれたりしたとき相手がどんな風に感じているのかな?痛いのかな?気持ち良いのかな?
と、相手への想像力が上手な肩もみの秘訣とも言えます。
肩もみをしてあげよう!と思う方は、労る気持ちがあってからこそだと思いますので、このあたりについては大丈夫なのかと思います。
ですので、今回は技術的なことについてコツをお話ししたいと思います。
肩揉みレベルアップのコツはサンドイッチ理論
名付けてサンドイッチ理論!
何を言いたいかと言いますと、手は親指以外に四本の指がありますが親指と四本の指で挟むようにして患部(コリ)を押す・揉むという事です。
出来れば両手で行えばもっと強力に挟むことも出来ます。
イメージ的には、手でコリを挟んでいてサンドイッチの様な感じですね。

五本の指の中でも親指は一番強くてどうしても親指に意識が行きがちです。
コリを親指でグイグイ押し込む、グイグイこねる。
何も知らない方は、たいていこんな感じになるかもしれませんね。
でも、実はこれ意外とコリにしっかりアプローチ出来てないことが多いのですね。
なぜか?筋肉は、何層にもなっていて深く押さないとコリに指が届いていないことがあるんですね。
場所によっては3層や5層にもなってる所もあるので筋肉って分厚い層になってるんですね。
単に親指だけで押し込もうとすると、割と深く入らないものですが他の四本の指を使ってしっかり挟みこめば深くのコリまで届きやすくなります。
テコの原理も関係しているのですが、コツをつかめれば親指ばかりに意識が向いているときよりも親指の疲労はとても少なくなりますし、受け手も心地好いはずです。
実の所は、親指以外の四本の指を使わないで押したり揉んだりっていうのはけっこう無理なことなので、無意識のうちある程度四本の指は使っていたりします。
ここでお伝えしたいことは、親以外の四指をもっと意識して有効活用していただきたい!ということなんですね。

サンドイッチ理論は肩揉み以外でも使えます
また、肩ではないですが相手の腕のどこでも良いですので両手でタオルをしぼるような感じでつかんでみてください。
イメージ的には病院とかで測る血圧計みたいな感じでしょうか。ぎゅーって締まっていく感じで。
割とこれだけでも受け手の方に聞いてみると気持ち良いと言われるのではないでしょうか。これもまた、サンドイッチの別な例と言えますね。
実はこれは、プロの整体師・療術家がほぐしの技術としてやっているコツの一つなんですね。
挟んで押す、挟んで揉む。しっかりコリを捉えて逃がさない。
ご自宅で身近な方に肩もみをするときにはそのあたりを意識すると、いつもよりちょっとワンランクアップな肩もみが出来ると思います!
あさひ快圧整体塾では、このようなちょっと覚えると技術がワンランクアップするようなコツや秘訣を指導させていただいています。
学べば学ぶほどに奥が深く、わかってくると面白いものです。
また、肩揉みに特化した講座も行っております!
※2022年現在肩もみ講座は行っておりません。興味のある方はお問い合わせください
※この記事は2020年2月23日に公開し、2022年9月27日に加筆・修正をして再投稿しました。